スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
category
スポンサー広告

「エレファントアンベ」自作の短編小説

夜中にとある一軒家で、井上という青年が本を読んでいた。

井上は、ウンコがしたくなったのでトイレに入った。

「ぎゃあああああああああ!」

井上は、その場にしゃがみこんだ・・・


「誰だお前・・・」

そこには、ベンキから顔出してるおっさんがいた。


「あっ、どうも!香川と申します」


香川

「あんた、人の家のベンキで何してるんだ!?」

「え~ベンキです、 ベンキマンです。

キン肉マンに出で来るベンキマンとは、種類が違いますが。」

そう説明した後、香川さんは悲しそうな顔して

「どうでもいいか・・・」
とつぶやいた。


「それより、何でそんなとこに?」

「神様からの命令です」

「小さい頃、私は野山をかけまわって、遊んでいました。
すると足下に、ウンコが落ちていました。
 それをよけたら、アリを踏んでしまいました。

その罪です。

ウンコを助けた変わりに、ベンキとしての役目を果たしたら、
天国に行けるそうです。
いわば、くもの糸のウンコ版です」


井上は顔をしかめて
「その例えは、ちょっと違うような・・・」

「いえ、神様なんてそんなもんです。
テキトーなんです」


井上はひととおり説明を聞くと
「あっ、そう・・・
じゃあ、ウンコさせてもらうわ」
と言った。

すると、今まで冷静だった香川さんが、すごい形相で
「ストーーーーーーーーーーーーーーーーップ!!!!」
と叫んだ。


「あなたは、このマジメに生きてきた香川の顔に、ウンコをするのですか?
私の顔がウンコまみれになっても、あなたがスッキリすれば、
それで、満足ですか?」

井上は困った顔をして
「・・・でも、しないと天国に行けないんだろ?」

「はい、香川は天国に行けません」

「じゃあ」

「ストーーーーーーーーーーーーーーーップ!!!!」

また、香川さんはすごい形相で叫んだ。

井上はびっくりして
「な・・・なんだよ」

「やめてください」

「やめてくださいって・・・仕方ないだろ?」

「本音を言います」

そう言うと、香川さんは少し顔を赤くして

「せめて、かわいい女の子がいいです・・・」


「あ・あんたマジメって、言ってるけど変態じゃねぇか」


「じゃあ、言わせてもらいますけど!
あなたが私の立場になったとき!
どちらを選びます!?」

「・・・わかるけど、喜んで人の顔にウンコする女の子は、俺の知り合いにはいないよ」

「ですよね・・・」

かなり、香川さんは凹んだ顔した・・・

その困った顔を見て、井上は少し考え

「俺、とりあえずコンビニでトイレかりてくるわ!
 もう、我慢できないよ~」

そう言って、井上はトイレから出て行った。




しばらくして、井上のお父さんが帰ってきた。

かなり酔っぱらっていて、足下もおぼつかない。

トイレに入る。



ブリブリブリブリ・・・


「ふう~」
とため息をつくと、井上のお父さんはトイレからでて、 
二階にあがっていった。






「流してくださいーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

と、香川さんの声がむなしくトイレにひびいた。


・・・終わり。


by,エレファントアンベ
スポンサーサイト
category
短編小説
genre
小説・文学
theme
自作小説

Comment

香川さんは天国に行けたか気になりますね。
ただ女の人がいいとか言うくらいだから、ダメそうですが
  • 2010⁄11⁄01(月)
  • 08:07

行けますよw
変態ですが、正直者なので。
  • 2010⁄11⁄01(月)
  • 20:34

なるほど(^^)納得しました!
  • 2010⁄11⁄01(月)
  • 20:49

Trackback

http://elephantanbe.blog129.fc2.com/tb.php/156-a2e0c648

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。